グリーフケアの専門事業がある。グリーフケアっていうサポートがある。。。。
それを知った方々から
娘が、妻が、夫が、、、闘病中から
こんな専門のグリーフケアが身近にあったなら
闘病中の関わり方がもっと違っていて笑える時間をもっともてたかもしれない
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そんな言葉を最近よく耳にするのです
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私は緩和ケア病棟のナースとして
痛みや身体に起こる様々な不調のコントロールをはじめ、ご家族へは家族看護ケアとして、患者さんご本人へはメンタルケアとスピリチュアルペインへのケアを、日頃の多忙な業務の中でも、やり甲斐のあるケアだと感じ、向き合わさせてもらってました
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しかし…病棟には多くの患者さんがいて、ひとりのナースに、その日担当の患者さんはひとり、ふたり…ではありません
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現場のスタッフの多くは
日々、関われなかった悔しさや、これで良かったのだろうか…もっとやれたんじゃないのかな…と思っている人は多いんじゃないかな
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患者さんやご家族もそう
話したい…けど忙しくしてるから
私の病気以外の事に付き合わせられない
そう思っていることが多いようです
実際に『ほら、ナースコール鳴ってるよ!私の話はいいから行きなさい』と、気を使われる事もありました
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患者さんは増える
が
スタッフ不足に悩む現場
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現場はスタッフ不足を理由には出来ない
だから、命を守ること、身体面を優先することに徹してしまう
心のケアもしたいが、手薄になってしまうのです
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心のケアに
思うほどのことが出来ない現状
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でも、でもね
だからと言って、そのままでいいわけじゃない
心と身体は一体
心も身体の一部だと知ってもらいたい
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話すこと、整理することで
痛みも変わることがあります
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患者さんご本人も
患者さんを支えるご家族も
辛く悲しい現実の中でも
その方が、その家族が思う幸せな時間を過ごしてもらいたい
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話したい時に
話せる人がいる
自分の求める幸せを知り
そこに生きることができたなら…
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そんなケアが身近にあったら、どうですか(*^_^*)で、医療の現場から飛び出してきたのが、訪問グリーフケアの 繋(つなぐ)です
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亡くなる数時間前でもビールを飲んでも(湿らす)いいんじゃない
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友人達に囲まれて…泣き笑いの中でもいいんじゃない
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子ども達の歌声の中で深い眠りに入ってもいいんじゃない
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想い出話を聞きながら…でもいいんじゃない
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普段と変わらない、家族団欒の音を聞きながら…でもいいんじゃない
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家族の寝息を聞きながら…でもいいんじゃない 大好きなペットと頬ずりしながらでもいいんじゃない
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病気していても、深い悲しみがあっても
自分らしく生きる選択できます
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それが、多くの患者さんやご家族と向き合い共に歩いてきて教えてもらったことです(*^_^*)
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