桜に彼岸花そして蝋梅(ロウバイ)に枝垂れ梅に牡丹
私の出逢い旅立ちのお手伝いをさせていただいた方々の思い出の花々
あなたの心に今でも咲いている花は何?
昨日の朝、携帯に電話がかかってきたの
電話は、9年前に旅立った患者さんの奥様からでした(*^-^*)
急遽、お逢いすることになり、庭に咲くタカサゴユリをお供えにご自宅に向かいました????
その患者さんはお花が大好きな方でした。奥様が『お父さん!もう彼岸花が咲いてましたよ!』
そう言って、今頃ですか!という時期に病室に彼岸花を生けられた奥様✨。
亡くなって半年後に『お父さんが精魂込めて育てた梅が咲き始めたから、観に来て』と病棟に来られてお誘いいただき、
お邪魔すると見事なしだれ梅の大木枝ぎっしりの梅の花が咲きほこって優しい香りが漂ってたな~
『お父さんが手掛けた最後の花・・・来年からは私が手掛けていきます。咲かせきれるかな・・・』
そうお話しになっていましたが 2年後にも連絡いただき再会。奥様、しっかりと咲かせておられました
そして昨日真夏のしだれ梅ですがご覧あれ!このいきいきとした大木
今年も見事に咲いたとのこと
亡くなられて半年後・2年後、そして9年目の昨日とお会いして
奥さんのグリーフワーク(悲しみからの回復作業)を見届けた!という
安堵だけでない、幸せのおすそ分けまでもらってきちゃいました
私は、人様の真心の思い出に包まれて生きて来れました
お父さんが逝った歳を越しちゃったわ
私が生きている間は、この梅は咲かせますよ
そう優しい柔らかなほほえみと共に、あたたかい涙をうかべて話される奥さん
庭にはたくさんのお花が咲き乱れていました。
大切な人との思い出の花と共に生きていける
このお写真は、熊本のフラワーデザイナー高木礼子さん✨
(このページ大好きなんで見てください➡https://cxc-kumamoto.com/2017/08/17/interview-2/ )
高木礼子先生に、イメージ写真で使いたい!とお願いしたところ快く許可していただきました
私はお花と患者さんがセットになっていてね、いろんなお花を見ては、これまで出逢った患者さんの笑顔と、そのお花にまつわる思い出が蘇ってきてくれるの
だから先生とイベントでお逢いできた時、とっても心が弾んだのを覚えています
この患者さんと奥さんのお話しを書く時には!と大切にしていた出逢いの日の写真。
一凛 一凛
同じ花でも姿・形が違っていて
その花の一番素敵な見せ所を活かして生ける
グリーフワークやケアも一緒
沢山の思い出は、どんな思いでも
これからの人生の土台になって輝いてくれる
活かして生けて心に沢山の花を生けましょう
心の花をどう生けるのかは あなた
どんな花が咲いていて、どう生けるかを共にいてサポートするのが
一般社団法人 つなぐ です
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