NHK総合9/18 22:50~23:40【ありのままの最期 末期がんの❝看取り医師❞死までの450日】
医師として、僧侶として、これまで千人以上を看取った‟『看取りスペシャリスト田中雅博医師』
その田中医師がすい臓がんとなり旅立つまでの450日の記録のドキュメンタリー番組を観て感じたこと
緩和ケア病棟で多くの方々を看取ってきた中で言えること。それは、患者さんとご家族、そして医療チーム全員が一体となり、心も身体も全ての苦痛を和らげたいと、向き合いやり続けること。そして、いかに最期までその方らしく生き抜くか!でした。
そしてサポートされているご家族のケアも、そのご家族の人生を考えてグリーフケアも同時進行で行います。
おひとり、おひとりの最期を、その方らしくを大切にされ向き合い続けた田中医師ご自身の旅立ち・・・
『死は綺麗ごとではない、理想の死などないのではないか・・・』
ドキュメンタリー番組の最後のメッセージ
死は綺麗ごとではないかもしれない。でも生と同じでとても尊いもの。。。と私は感じております。
人の数だけ 闘病生活から旅立ちから看取りから 全て違います。
どのように生きるのか! どのようにサポートするのか! 家族としてどう過ごすのか! 最期まで❝わたし❞でいるために
どう生き抜くかが大切なんだよと、番組を通し田中医師からのメッセージを感じました。
身の引き締まる思いでいっぱいです。
番組の構成もあり、番組の終わり方に勝手な心配となるのですが、医師として、妻として、家族として看取られた田中貞雅氏のお心が気になりました。どうか安らかなお心へと導かれますよう祈っております。
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