旧年中は、多くの方々との出逢いを頂き、ありがとうございました。
また皆様には大変お世話になりました。
2020年元旦より
素晴らしい朝陽と自然に包まれたひと時を過ごせました。
自然の中に抱かれる
この感覚は、深いかなしみにある時に得た感覚です。
それは自然との『共存』のひとつ
実は『共存』は英語には無い単語で、日本語として、日本人にある感覚だと言われています。
日本は世界でも類を見ない、『超高齢社会』と『多死社会』へ急激に向かいます。その日本の人口動態と動きを世界は見ています。
日本人には、言霊や配慮 ・心配りなど、目に見えない人を癒す力があります。
今、ここにきて日本は、これから多死社会を迎えます。 死別から生まれる深いかなしみを、日本人の元々持つ癒しの力で支え合う事が、急ぎ必要になってくると思われます。
そして更に自然には、深いかなしみをメンテナンスする力があります。
深いかなしみにある時、自然との共存の中で意識して生きることは、死は尊く、かなしみは愛であることを知るきっかけを得ます。
その体感を通して、私たちは自然と共存している事に“自分ごと”として気づきます。
その気付きは、自然を慈しみ、自ら保護への関心へと繋がり行動に移していくと思うのです。
『心のケア』と『自然保護、自然保全』は、片方だけの大切さを伝えるのでなく、互いに必要な関係であり、共に伝えていくことが必須ではないかと思うようになりました。
人は最期 煙となり空に戻り
灰になり土に還る
身体は自然に溶け込み
私たちは自然の仲間だと感じる
それを伝え体感できる拠点を繫(つなぐ)は
2020年をスタートに作っていきたいと思います。
震災があったからこそ、この熊本の大地から広がる事に意味があります。