プロの先にあるケア
リライトリハビリ訪問看護ステーションの管理者の方より、『人として』向き合うケアをスタッフに感じてもらいたい!
予てより終末期ケアのご相談をお受けしていた方からの依頼をいただき、ステーションのスタッフの方々へ、グリーフケアからみた『人として』のケアを、
講演を通して体験もしていただきながら90分の時間を若さ溢れるスタッフと共に過ごさせていただきました。
平均年齢30代!のスタッフの皆さん。何より嬉しい驚きは、託児所を設けての研修会であったのです。個人のステーションですよ!!初の試みと、代表よりお聞きしました。子育て中のママ世代、そしてパートさんまで参加していただき、自主的に知りたい、学びたい方々の参加。スタートから意気込みを感じました。
ケアをする人ほどご自分の支えを見失い踏ん張って頑張っている。
だって・・・現場を知っている者しか分からない現状があるから。
グリーフケアを通してケアの前に、スタッフ皆さんの『人』である心を感じていただきケアまでを組み入れてみました。
アンケートから、代表の願いを元に作られた構成の講演で、感受性の高い素晴らしいスタッフさんばかりでしたので、見事にキャッチしていただけた結果が見受けられ、また後日連絡をいただき、スタッフの皆さんの表情やイキイキさが出てきています!とのお言葉を頂戴いたしました。またこの講演後に、グリーフケアの机上研修に行かれたスタッフより、『宮崎さんの研修の後だったので、ス~っと入りました』とのご報告もあったとも!!
これらの結果は、私一人の力では成し得ないと思っております。
代表のスタッフへの思い・環境・そしてスタッフの知りたい・学びたいという貪欲な気持ち。。。
私がお伝えしているのは 『土台』です。この土台があるなしでは、成長のスピードもチーム力も差が生まれてきます。家の基礎工事ととらえていただければ理解していただけるかと思います。
お教えするのではなく、共に育む姿勢で、ご依頼のある病院・施設・ステーションへ、様々な角度からグリーフケアをお伝えし、心あるケア人の育成に成長し合っていきたいと思います。
先日、地元の熊本県菊池市七城町にある河川敷のコスモスを愛でてきました。私の支えである自然です。