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お知らせ

天草 延慶寺様 春のお彼岸講演会へ

熊本県の天然記念物に指定されている「兜梅(かぶとうめ)」がある、天草市浜崎町の延慶寺(えんけいじ)様の春のお彼岸法要講演で
門徒の皆さまやご案内を見られた方々へ『わたしらしく生きる。寄り添いのケア グリーフケア 』をお話しさせていただきましたが、
参加いただいた方々は経験豊富な人生の大先輩の方々ばかり。皆さまの胸をお借りして、共に過ごさせて頂いた時間。
 
兜梅はもう終わっていましたが、先代のご住職が育て、今のご住職へ継がれた兜梅。
脈々とした幹や根の特徴や、その梅の花を咲かせるための根を守る苔と先代の深い思いをお聞きでき、控え室の真ん前で愛でることができました。
ちなみに、この兜梅は樹齢がなんと500年以上。龍が横たわっているようにも見えることから、臥竜梅とも呼ばれています。そしてこの兜梅のお庭の名称は
【 苔生園 】と先代のご住職様が名付けられたとのこと。梅ではなく根を守る苔が生えている、その苔を愛でる園だと称された先代ともお話ししてみたかったです。先代のご住職の25回忌法要のお話しも出ておられ、現ご住職様と門徒様の守るお力、繋げる力は臥竜梅の如くだと感じ入りました。
画像に含まれている可能性があるもの:空、木、雲、植物、屋外、自然
講演後は、地域で家庭で継承されている御斎(おとき)を皆様と共に食させていただきました。持ち回りで担当された30名の方々が
朝から準備された、心のこもった優しいお味の精進料理
 
お弁当ではない、大変だけど地元の顔の見えるお野菜を使い、伝える味がある。共に作る時間・共に食す時間。会話もまた深い意味を成します
語らなくてもいい。ただそこにいるだけでもいい・・・・
この空間、時間こそが延慶寺様の今昔グリーフケアの真髄だと感じさせられました。これはひと言ではない歴史があり、積み重ねのケア。
画像に含まれている可能性があるもの:食べ物
新たに繋ぐ縁も大事。でも、昔からあり継承され続けている事こそ、大切にしていく必要があり重要だと感じました
 
お料理には門徒さんが作られたお野菜もある。そんな天草の人と人人と自然歴史のつながりグリーフケア の土台を見せていただきました
延慶寺の皆様に深謝いたします。
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、室内
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